チェルノブイリエイズか

松本市長 菅谷昭さんのインタビュー記事(金融ファクシミリ新聞より)
 
目新しいことが書いてあるわけではありませんが、よく松本市長の考えがまとまっているとおもいます。
是非、読んでください。
 
上記より引用
 
ベラルーシでは原発から90km地点の軽度汚染地域と指定されているモーズリ(私も住んでいた地域)でも、子どもたちの免疫機能が落ち、風邪が治りにくくなったり、非常に疲れやすくなったり、貧血になるといった、いわゆるチェルノブイリエイズの症状が出ている。併せて、早産、未熟児等の周産期異常も増加している。そこで福島でモーズリに相当する汚染地域をこの図で比較してみると、福島市郡山市も含まれていることがわかる。すこし大袈裟と言われるかもしれないが、この辺りに住み続けた子どもが、将来チェルノブイリエイズと同じような症状を発症する可能性も否定できないということだ。

私は菅谷市長の考えに大賛成です。
 
除染は最低限、除染で早期回復ができる低線量地域にしぼって、除染での効果がすぐにでない地区
は移住するしかないとおもっています。
ただ、その線引きの汚染度が難しい。
放射線によって癌そのものが発生したりするのではなく、免疫力の低下から癌や健康被害がでてくる
ということ。だから、個人によって違いがある。
今、チェルノブイリ周辺にいって調べて 「ずっと住んでいるけど大丈夫」 とかいう人がいたとしても
その人はたまたま免疫力がたかかったためとも考えられる。弱い人はすでに亡くなっているかもしれない。
 
 
そして、政府の対策委員会に実際のチェルノブイリの現場を知らない人が机上の空論で論議している
=つまり、はじめから安全だ ということ(原子力=安全だから)も私もおもっていた。
食品の基準値を決める会議だって、そうだった。
この菅谷さんが呼ばれて厳しい値を!と言ってくれたからよかったものの、もしいなかったらどんなに
ゆるい基準(いや、今でもゆるいんだけど)になっていたことだろう。
 
 
 
食品の話になったので、
今、注意してほしいのは、甘夏、いよかんなどの旬のかんきつ類
原発周辺(関東)のものは避けたほうがいいとおもいます(特に庭になっているもの)。
 
そして、たけのこの季節がやってくるので、たけのこも注意してください。
掘って食べないでね
 
 
そして、この辺では小美玉市の動きがいいですね。
 
こういう意識の高い市には、精度の高い機器を使って色々はかってもらいたいとおもいます。
※残念ながらタケノコはセシウム合計278Bq/kg, 椎茸 673Bq/kgなど検出されているようです。