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東京新聞:母子に心のケア 専門医充実して 福島に通う小児心療医の叫び:社会(TOKYO Web)
 
三浦院長によると、須賀川市内の仮設住宅で実施した健康診断では、小学生以下の子ども十人のうち六人が糖尿病だった。「異常事態。運動不足やストレスなどが原因ではないか」と懸念する。(上記より引用)
 
 
糖尿病が10人中6人というのは異常では?
 
 
記事には運動不足やストレスとありますが、
ちょっとチェルノブイリ原発事故後のことを調べたことがある人なら
チェルノブイリの汚染地域で糖尿病が増えているという報告があることは知っているはず。
本当に運動不足とかストレスで片付けていいの?
 
 
原発の危険から子供を守る北陸医師の会
 
上記は、「チェルノブイリ健康被害」というドイツ放射線防護協会が発行したものを
翻訳しています。上記ページにも糖尿病とあります。
 
 
チェルノブイリのかけはし
 
汚染地で暮らす子どもたちの身体におこっていることとして上記サイトでまとめてあります。
こちらは日本でチェルノブイリの子供たちを支援している団体です。
糖尿病のほかにも、急激な視力の低下、集中力の低下などが内部被ばくのサインとして
現れるとあります。
 
 
糖尿病、視力検査、集中力の低下などであれば、
学校の健康診断、家庭での様子で気づくことができます。
 
 
ちなみに、娘の同級生でも去年から眼鏡をかけはじまった子が数人いるそうです。
是非、尿のセシウムの量を測って内部被ばくの状況を確認してほしいなぁと個人的におもいます。
 
追記:
私の卒業アルバムで眼鏡の子を数えました。
小学校 :  2/190(人ぐらい)  1%
中学校 : 17/190(人ぐらい)  8%
うちの小学校はほぼ同じ生徒が同じ中学にいくので比較できます。
※小学生のときにゲームウォッチが流行ったので、今の子と同じような環境だとおもう。
 
 
 
牛久市は内部被ばく検査を福島の病院と連携して、市内の子供に行うそうです。
 
市民に内部被ばく検査
 
個人的には今現在WBCを受けても、下限値の問題などから検出される人はほとんどいないとおもいます。
去年の秋でも北海道がんセンターで検査した人たちは不検出が多かったので。
予算を考えれば、
WBCではなく、甲状腺の超音波、血液検査(白血球の血液像)を今後継続して行うほうがいいとおもいます。
また、サンプリングで尿・母乳のセシウムの量を把握しておくというほうがいいとおもいます。