避難経路

今も大変ですが、
家族と一緒にいれるだけで、うれしい
 
はっきりいって、もう勤務先には行きたくない。
うちの会社は社員を大事にしていないと感じました。
 
新横浜の事務所で地震
物が落ちるような揺れではありませんでした。
茨城県民の経験から震度4?という感じ。
 
なので、そんなに心配していませんでした。
それが、地震速報をみたら震度7となっている
 
茨城は?
 
やばい(石岡のおうちは古いのと、火がでたら大火になる)
 
とおもい電話。
全然通じず。
会社の公衆電話へ。
一発でかかりました。
両親は無事。
家の中はぐちゃぐちゃだけど、潰れてはいない。
娘は学校だから不明。
 
とりあえず、ほっとし、
旦那さんへ。
ここは同じ会社だからメールをうつ。
外に避難したよう。
 
つぎに列車。
とまってる。
帰れない。
 
けど、帰る。
タクシーでも帰る。
なので、水、パン、大金をおろし、帰り時間を待つ
お金をおろしにいったとき、他の会社は退社指示のようでみんなビルの前にでている。
きっとバスがでるんだろう。
うちの会社は何もなし。
怒りが。
 
新幹線2時間待って、やっと東京駅まで。
乗車時は運転見合わせだった常磐線が、乗車中に終日運転見合わせに変更
東京駅周辺のホテルは満室。
ロビーも深夜にはしめるとの非情な対応。
タクシーも列。
そうだ、ペニンシュラならタクシー来るかも
有楽町まで歩き、ペニンシュラへ。
ロビーは上品な方で一杯。
タクシーの列は動かない。
フロントで部屋をきくが、満室。
でも、ロビーには一晩中いてもよいとのこと。うれしい。
さすが!とおもいました。
それ以上、宴会場を開放しました!と。
水もコーヒーもあり、トイレも大地震?なんておもうほど、豪華だし。
大画面でニュースが流れているし。
現実とのギャップがすごかった。
運行状況も逐次アナウンスしてくれる。
このサービスはすごかった。
 
そして、翌朝。
有楽町駅は開かず。
東京駅は京浜東北線が40分以上しても動かず、地下鉄へ。
頑張って北千住までいったのに、TXもつくばまで行かず、常磐線も満員のため乗せてもらえず。
南千住まで上り電車でもどり、ムリにでも乗車。
取手まで死ぬかとおもうぐらい押され。
着いた取手ではタクシー乗り場の列が動かず、
だって、タクシー乗り場には空車タクシーさえはいらずそのまま走り去り、
道路で普通に呼び止め乗車している。
取手駅のタクシー乗り場はあほだとおもった。
その仕組みに腹がたち。
もうすぐで乗車という位置だったが、先頭が声もかけず待つので
私が停めてやる!
と思い、空車タクシーに手をあげたら
たまたま天川タクシーで、「どこ?」「土浦」「のれのれ」と。
後ろに来ていた運転手さんも自分から「土浦の人いたら乗せるよ!」と怒鳴っていました。
運転手さんにきいたら「あの乗り場の入り口には入らないよ、入りづらいから」と。
あの設計をした人はあほだとまた思いました。
 
で、大渋滞の中1時間以上でかすみがうら市の家に。
12300円ぐらい。会社へ請求します
(出る前に、上司に承認してもらいました。駄目とは言わせないよ)
 
もうこんな思いはコリゴリです。
これが東京直下の地震だったらとおもうと、怖い。
 
まだ不自由だけど、家族のそばにいれるなら頑張れる。
そう思っている。
 
地震でおもったこと。
携帯は今でもほとんどつかえないぐらい役立たず。
テレカはもっていたほうがよい。
避難のときはホテルがよい。
とにかく自分の身は自分で守るしかない。
パンは多めに買って置いたほうがよい。
現金は必要。
 
 
最後に一言。
ペニンシュラ東京、ありがとう。
 
嵐コンサートでペニンシュラ東京に泊ってくれた友人にお礼をいいたい。
そうでなかったら、あの状況でペニンシュラ東京に行こうとはおもいつかなかっただろう。
 
ちなみに、東京駅周辺だと、東京国際フォーラムも避難場所になっていたそう。