いちごをみておもうこと

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を知り合いの方たちからたくさんいただいたそうです。
 
素直に喜べないんですよね
 
旬なこの時期、大きさも形も味も申し分ない苺が我が家にやってくる。
理由は、一つ。
出荷しても売れないからですよね。
 
 
私は個人的に風評被害という言葉は好きではありません。
 
 
ここからは個人的な考えなので、違った考えの人もたくさんいるとおもいます。
そういうことなので、読んでいて違和感を感じた方はスルーしてください
うまく書けるか自信もないし。。。
 
風評被害という言葉は、消費者の立場ではなく、売る側の立場から見ている気がするから。
 
今回の原発事故による 我がふるさと、茨城県が被る農産物、将来の漁業関係の被害はものすごい
とおもいます。
私の母方は農家だったので、農家のおうちの大変さ、愛情をこめてつくっているということは知っています。
そして私の両親は自営業。営業していたら、大きな影響を受けたことでしょう。
 
でもね、
消費者は危ないとおもうものに大事なお金は払いません。
これはごく普通な行動だとおもいます。
 
今回、ほうれん草などの野菜や原乳で規制値を超える放射性物質が検出されています。
つまり、安全ではない食べ物(わが国ではそう決めてある)なんです。
ちなみに、この規制値を超えなきゃいいだろ?というのは、消費者からすれば、普段はついていない
ものがついているんだから、なるべくならついていないものがいいとおもうのも当然な行動。
  
さらには、長年の検討のすえ決めた基準値を政府はいとも簡単に上限を変えようとしている
こんな政府が安全だ安全だといってもまず信じないでしょう。
 
 
サンプルをとって検査していますよね。
全部検査しているわけじゃないんです。
放射性物質は同心円状には拡散しません
風向きや地形などいろいろなことがからんで、拡散します。
つまりは、この地域までは安全なんてことは言えないんです。
結局一つ一つ検査しないと安全宣言なんてできないはずなんです。
 
 
農家などの関係者は非常に大変だとおもいます。
でも、自分の作ったもので地域の人が将来苦しむような病気になることは望んでいないとおもうんです。
確実に安全なものであることを、消費者の目に見える形で表し、喜んで買ってもらう。
それがお互いにとって一番よいことだとおもいます。
検査済みシールをはったり。機器をスーパーにおく?(無理か(^-^;)
でも、それはコストがかかりすぎる。
そうすると、作物を作らないということも一つの選択肢になるとおもうんです。
 
私たちができることは、不安な気持ちで野菜などを購入するのではなく、
政府・東電が農家や漁業関係者にしっかりとした補償をするように
監視することじゃないかなとおもっています。
もちろん、土壌調査、土壌入れ替えもね。
 
 
なんで苺からこういう話になったかというと
茨城産の野菜は安全だとか、風評被害だとかいう流れが最近あるのがとても気になっています。
(一つ一つ検査していない以上、降り積もる放射性物質については風評被害だとはいいきれないとおもうんです。)
感情論ではなく、これは人災なんだし、安全を確認できるような方法を議論したり、
長期化(さらにはもっとひどい事態になる可能性もあるんだから)するだろうから
農家の人の仕事をどうするのか、収入をどうするのかとかを冷静に
検討したほうがよいのではないかなと個人的におもっています。
 
被災の漁師、漁港の街で地区ごと受け入れ 千葉・銚子市朝日新聞HPより)
すごい、私も農家の人とか他の地域に出稼ぎにいったり、手伝いにいったりして交流をもつ
ようなことがJAを中心にできたらいいのになとおもっていました(もちろん、国が補助金をだしてね)
漁業のほうが早かったですね。さすが、銚子だわ
 
 
もちろん、事態がすぐにでも終息してくれれば一番いいのでしょうが。