安価な測定器5種類、「正確に測れず」
かしてつさんがRADEXを購入しようかなというコメントがありました。
私が購入したときより大分価格も下がってきているようです。
RD1503について、お持ちの方、これから買おうという方がいらっしゃるかなぁとおもい、メモします。
の測定が苦手のようです。
身の危険を回避するための道具
として活用されることが第一だからだと言われています(私がいろいろなサイトを調べた結果)。
RD1503の場合、0.3μSvを超えるとアラームがなります。
それに対し、HORIBAのRadiは中学校理科で使う教材用として身の回りの放射線を測る実験道具
です。(危険な場所をみつけるためではない)
このため、もともと日本の自然放射線量である0.1以下を計測できるように設計されています。
(高線量下では、たぶんロシア、ウクライナ製のほうが精度はいいかもしれないです)
これが、0.1μSv/h以下を上手にはかれるかどうかの違いです。
決してロシア製、ウクライナ製が粗悪品というわけではなく、0.1以下なんて問題にしないというのが
ロシア製、ウクライナ製ということです。
ということで、茨城や東京などの家の中は大体0.1前後だとおもいます。
そういうところを計測する場合には、HORIBAのRadiなど低線量を計測できる機器がいいとおもいます。
ホットスポットを見つけるにはRD1503などがいいとおもいます。
ご参考
こちらの方のブログ、下部にRD1503の数値の意味合いがグラフで書かれています。
私も大体こんな感じかなと思います。
例:
0.15μSvの室内で、Radi計測0.08ぐらいだったので緑の線の最小の部分が実際の値と読める。
ただ、室内の計測は0.2を超えるかどうかで、誤差が大きいか少ないかがかわるんじゃないかなと
思っています。(つまり、室内の場合 0.1Xがでている間は、実際は0.1ぐらいなんだろうなぁと
みていいのではないかなとおもいます)
この方以外にも、いろいろな放射線量計を比較している方がいます。
人によっては、アロカの専門的な計測器の値への変換式なども書かれている方もいます。
どの方の考え方をみてもとても興味深く、
生活センターが簡単に安価な線量計はだめ!といっているのに対し、
こういう条件ではいい働きをするとか、こういう条件ではこんな感じで校正を自分でしないといけない
というようにちゃんと使い方の注意を書いてくれているのに感謝したいとおもいます。