夫婦脳

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先日、東京で買ってきた
ベルアメール
のケーキを食べながら


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やっと、黒川さんの本、恋愛脳ではなく「夫婦脳」を読みました。

文庫本です。
読みやすくて、さら~と読み終えました

男性脳と女性脳で作りがちがうということは、他の媒体で読んで知っているので
それを実際の生活にどう活かせば人間関係がよくなるのか?ということを
知りたかったから、この本を読みました。

結婚15年もすぎようとしているので、本で書かれているようなことは実体験
済みなので解決策も偶然かな同じようなことが書かれていてびっくり(笑)
脳科学を知らなくても、結果は導き出せるわけです。
だから、離婚していないともいえるのですが

新婚さんや
今、夫婦仲が危ない!
というご夫婦には読んでいただきたいかなと思います。

もちろん、納得するところと、「う~ん、解決方法は?」というところがあって
そういうのを考えながら読むというのも、楽しかったです


他の方の感想にもあったのですが、はじめにかかれている
遺伝子の免疫の型が違うと恋におちる(フェロモン)というのは知っていたけど、
その二人ほど人間としての相性は最悪である
というのには驚きました。

納得かな。
だって、私とパパはまったく性格や反応が正反対だもの。
遺伝子的に生存に強い子孫を残すことが動物の目的だから、結婚という制度のことは無関係なのよね。

じゃぁ、結婚するなら性格や条件、価値観がわかっているお見合いがいいの?
離婚にはならないかもしれないけど、子孫は遺伝子的には弱いの?
とかそういう疑問が新たにでてくるわけね。
たぶん、近代化し、医療が発達した世界ではフェロモンを頼りに子孫をつくら
なくても生き延びれるから問題ないのでしょうが。

この恋におちている期間が女性で3年ぐらいだから、その期間をすぎると
相性の悪い二人になってしまうそう。
(女性脳のほうが恋がおわってしまうので、男性への見方が変わるのが原因)
心当たりありまくり

つまり、恋愛で夫婦になるということは、人間的に相性の悪い人を好んで選らん
だのだから、快適な家庭にはならないということらしい(笑)
だから、対処方法を学んで、情でがんばろう!という筆者からのエールなの。


そのほかにも、
・女性脳は一日2万語を発しないとストレスがたまる。
男性脳にはぼんやりする時間=脳を整理する時間が必要
 (理系や芸術センスのある女の子もぼんやりしている傾向あり>うちの娘か)
・7年周期で免疫システムがかわるから、7年目の浮気や不満から離婚が多い
・なじる人は傷ついている(まずは傷ついていることをわかってあげよう!)
・女性脳は察することの天才である。男性脳は鈍感である。
 (うんうん、嫁姑問題の原因はここよね。
・察することが苦手な男性が「家事を半分している」というときは実際は
 女性の1/6に過ぎなかったりする。
・女性は類似記憶を総動員する。過去の事例を即座に引き出せる。
男性脳は序列を気にする。夫>長男>次男といった序列を家庭内で続けること
 が大事。女性は序列は気にしない。
男性脳は男性ホルモンによって鈍感になり、死ぬまで戦えるようになっている。
 (なるほど、自殺が多いのも男性だものね。女性はその前に他に目を向けるか
  休憩するよね。うちの娘、危ないタイプかも)

などなど。

この本を読むと女性の取扱いがわかるとおもいます。
一言でいえば、「わかってあげること」が重要なんですけどね。
男性は結果が大事なんですよね。
女性はそこにいたる過程に共感してほしいのです。


男性、女性の思考の違いも学校で教えておいて欲しいなぁとおもう今日この頃
です(保健体育でね)

この本、娘にはまだ早いよね