私の場合

さて、昨日、娘の能力を冷静に見極めるという記事を書きました。

なんでそんな考え方になるのか?というと、
それは私自身のこれまでの経験からです。

私自身が数学で苦労したか?というとそういう記憶はないのです。
だから、心配しすぎよと言われればそうなんだとおもう。

自分というより、同級生を見ていて大変そうだなぁと思ったことが多々あるから。
これは、
中学時代の同級生で私よりレベルの高い高校に行った子だったり、
もちろん高校の同級生だったり、
大学に推薦で入ってきた子だったり(これは可哀想だった、全くついていけない)
数学で苦労していたからです。


私自身は無理をせず、余裕のある高校に行ったので(中学の先生のアドバイス)、
高校の勉強の苦労の記憶がないというか、
高校の記憶といえば水泳と、早退して東京にばかり遊びに行っていたことです。
数学?何したっけ?という感じなんです。
あぁ、唯一苦労したなぁとおもうのは、世界史を選択してしまったことかな。
あのカタカナの多さにはうんざりした気がします。
面白いけど、試験には不向きだわと思いました。
それも私のときは日本史が簡単だったという運のなさもありましたし。
英語はもともと嫌いだったから、適当に流してすんでしまったし。


自分の学習人生を振り返ると

小学生 < 中学生 < 高校生 < 大学 <<<< 大学院

という感じで勉強量を表すことができます。
小学生時代はオール3から始まったぐらいですしほぼ勉強せず
中学時代は学年順位が真ん中から始まったぐらいでした。


人生でこれ以上勉強できないとおもうぐらい勉強したのが、
大学院の入試前ですね。
さすがに、大学4年の秋、バブルもはじけていたのでそれから就職先を探すのは
大変なので、落ちたら留年かなぁと思ったのです。後が無い。
試験が終わったら、高熱がでて1週間ぐらい寝込みましたから
卒論もやらなければならないのにね。みんなから心配されました。
そこまで勉強しなくても受かっただろうになんでそこまで追い込んでしまったのか
いまだに謎です。
でも、試験勉強は楽しかった。
ゼミの教授のところに聞きに行っては、「馬鹿」といわれながらも
別のゼミの先輩がやさしくて、色々教えてくれたり。


大学院は大変でしたね。
講義もたくさんとらないといけないし、その上、2年間しかないのに修士論文
のための研究もしないといけないし、恐ろしい2年間でした。
苦手な英語からも逃げれないしね。
いまだに、年に1度ぐらいストレスが溜まっているのかわからないけど、
「研究が進まない・・単位が足りない、論文ができあがらない、内定もらっているのに卒業できない、どうしよう
という夢をみるぐらいです 寝起き悪いです。
中学、高校、大学はもう一度行ってもいいけど、大学院だけは嫌ですね(ふふ
コピペですんじゃうような私大の院なら楽なのかもしれないけどね。


そんな私と比べれば、小中と娘は成績優秀の優等生です。

どこかで無理をしているのではないか?
あとどれくらい余力があるのか?
どんな方面に才能があるのか?

これらが見えないんです。
私のときの高校ぐらいがあなたの今の勉強量なのでは?とかおもうと
その先、どのくらい頑張れるの?(気力体力)とおもったりします。


今、あなたはどのくらい力をだしているの?

正直、これがわかれば楽なんですけどね、わが子は見えないですね。

家庭教師の経験上、勉強してこなかった子の成績をあげるのは、
心を通じてやる気にさせることができれば簡単に成績はあがるんですよね。


親からの多大な期待もかわいそうだし、期待しないのもなんだかなぁだし、
わが子の可能性を見極めるのは難しい。
(私は、いざというときのために、親として心の準備が必要とおもっている。
 どんなことがあっても最大限人生の先輩として応援できるようにしたいから)


とりあえず、ネットで高専の過去問を見つけたから、解かせてみようとおもう。
なかなか難易度もよいし、良い問題揃い。
楽しそうに解いてくれればいいな。