お布団をどかしても起きない。
私:「お雛様はもう起きているよ」
娘:「当たり前でしょ」
ふぅ~ん。
ということで、娘が起きるまで一人でお雛様鑑賞をしました。
お雛様から娘をみるとこんな感じ。
すみませんね、だらしない娘でとお雛様に向かって謝りました。
そんなお雛様のお顔は、すっごい美しいんです
羽子板のお顔も綺麗だけど、こちらのほうが大人びています。
十二単も美しいし。
お内裏様は眉が違うよね。
目も細めかな。
ちなみに、私が一番好みな顔なのは、お内裏様ではなくこの五人噺の太鼓の子。
このお顔好き
アップにするとこんな感じ。
目がお内裏様より大きいかな。
口がきゅっとしまっているのがいい感じ
今まで気づかなかったのですが、なんと、歯があるお人形もいるんです。
鼓だからかな?
ひぇ~、細かいですよね。
これぞ、日本の技と言う感じ
知っていましたか?歯や舌があるなんて?
そして、官女の一人は眉が無いんですよね(薄くあるんですが)。
その辺も細かい。
お雛様というと、お雛様のお顔と衣装が気になりますが、
実は1体1体を丁寧に作っているんだなぁと言うのがよくわかりました。
飾ってしまうと全体でしか見ないから、華やかだわねと終わってしまっていた
のですが、工芸品としてみると、日本人だからできたものであるという気が
しました。
片付け方が悪いのか、衣装がところどころ黄ばんでしまっています。
こういうのももしかしたら、衣装だけ直してもらえたりするのかしら?
と思いました。
昔は、フランス人形や市松人形なんかが家にありましたよね。
今はぬいぐるみに変わってしまったのかも。
日本の伝統工芸と言う意味で、雛人形は大事なのかもしれないですね。
外国の方がみたら、さぞかし驚くのではないでしょうか
娘は、私が「あ!歯がある!」といったら、驚いて起きてきました
でも一言
娘:「私のって三段だったっけ?もっとたくさんあった気がする」
と。
それは、4年前のあなたと今のあなたでは身長が15cmぐらい(?)違う
から小さく感じているだけなのではと思いました。
(一瞬七段飾りがよかったのかな?とおもいましたが、そんな深い意味はない
と判断しました)