昔の人は診断されていない

東海道新幹線「のぞみ」殺傷事件が突きつけているもの──発達障害と少年犯罪の関係

この犯人は発達障害だったのだろうか?
精神科のお医者さんを信じていいのだろうか?
(あ、報道を見る限り精神科のお医者さんが診断したとはなかったような気がするが)

定時制高校は成績優秀に卒業できている。

なんか、違和感がある。

もっと違和感があったのが、この犯人の父親。
コメントをみると、自分の子の問題のようには見えない。
他人事。
はじめ、え?連れ子とかなのかなぁ?と思ったぐらい。
この父親と「発達障害」のある息子じゃ、コミュニケーションは無理だろうと思った。

父親のほうが何かしらの障害をもっているんじゃないの?と思った。
昔の人は診断されているのは本当に変わった人だけだろうから、軽い症状の人は診断されず自分は普通だとおもっていることだろう。

はて、では、発達障害ってどこからが障害になるの?とおもわないか?

つまり、お医者さんによって診断が変わるような曖昧な範囲が広いんじゃないんだろうか?

グレーゾーンの人たちというのがかなりいるだろう。

でも、社会というか、人間というのはそういう多様な生き物であって、それを障害があると診断しちゃうのはどうなんだろう。

自分が普通だとおもっている発達障害気味の大人が親だった場合、子供は苦労するし、子供も発達障害気味ならなおさら大変だとおもう。

この事件では、発達障害に焦点をあてるのではなく、家族関係に焦点をあわせるのが妥当だとおもう。