びっくり!トヨタ社員過労死訴訟

今日、ニュースサイトで見たトヨタ社員過労死訴訟の原告勝訴の記事。

トヨタといえばここ数年、業績がよいことで注目を浴びています。

どの会社もトヨタのような好業績をあげたいとおもい、トヨタ方式を真似していると思います。(私の勤めている会社もやっています)

記事を見てびっくり、業務の改善のための「創意くふう提案」、「QC(クオリティーコントロール)サークル」などの活動が業務外の活動としていたということ。

ありえないと思いました。

だって、誰も個人的にそんな会社の改善なんてしないですよね。
会社の指示のもと活動しているに決まっていますよね。会社の会議室をつかって、会社の備品をつかって、メンバーも会社の仲間で。

トヨタには旦那さんの友人が勤めています。

残業代は月40時間しかでなくて、その先はサービス残業だと聞きました。
(サービス残業という言葉はちがうかも。そういう制度なんですねきっと。うちの会社でもあるので)

私の友人が松下ですが、入社してすぐに聞いたとき同様の話を聞いたので、そういう労使協定もあるんだなと思いました。(11年前なのでもう変わっているかもしれませんが)

まぁ、その分、トヨタはボーナスが桁違いにいいですものね。休みも多いし。

残業代の支給については、どれがよいということはわかりません。

サービス残業は労働者からするとありえないとおもいますが、100%支給にすれば仕事がなくても生活のために会社にいつづける人もいますし(生活残業といいますよね)、それも真面目に仕事をしている人にすれば業績を下げる行為なので迷惑な話です。(大体、仕事できない人に限って長くいるんですよね、用事(仕事)もないのに・・・うちの会社)

しかし、今回のように突然死をしたとき、勤務実績が争われるようなことになったとき問題かなと思いました。
奥様、お子さんにとっては、大事な夫、父を亡くしたわけです。
いくらよい業績を上げても、社員の管理をこのようにし、さらには訴訟において上司が雑談のために残っていたなんて証言したのでは、全くご家族にとって納得できないのではないでしょうか。

日本って労働者の立場、弱いなぁと思います。
労働基準法とかを学校できちんと教えたほうがいいんじゃないかな。色々な法律あっても知らないままで会社に勤めますものね。また、努力義務のみなんて法律はやめてほしい。罰則ありにしてくれなきゃ企業は従いません)

朝日新聞http://www.asahi.com/national/update/1201/NGY200711300006.html