茨城県でも計測へ!?

放射線量計 全市町村に(読売新聞より)
 
前に県庁の担当に
「県南・県西地区は放射線量さえ計測していないからわからない」
と伝えました。
 
「近くのつくばや鉾田で考えてください」
と言われましたが、
 
放射性物質の拡散は地形や風向きで量がことなるのはチェルノブイリでわかっているからそれじゃ
困る。子供の被ばく量の管理はどうするんですか?福島は学校で測定しているのに」
と言いました。
 
最初のうちは線量が低く、20ミリにはならないから大丈夫ですとかいわれたのですが、
もともとが1ミリを20倍に緩和し、それもその値は内部被ばくを含めた合算値なのに
なにが安全なんですか?といろいろ会話し、
 
正直予算と人が今はなく、確保したら後からでも状況を把握するために計測します
 
と最後にはおっしゃってくれました。
 
さて、どうなるのかなぁとおもいつつ、情報収集をしていました。
 
 
この記事によると、機器は企業からの寄付みたいなのですが・・・・
 
北から南まで県内のお母さんたちが声をあげて頑張ったのだとおもいます。
議員さんに働きかける人、学校の先生や教育委員会に掛け合う方、私のように県庁や関係箇所に
問い合わせる方。
ネットをみるとたくさんのお母さんたちが子供を守ろうと頑張っていました。
 
だから、この記事をみたとき涙がでてきちゃいました
 
横浜や東京では、引っ越してしまう人もいたということを職場の人から聞きました。
 
うちはずっと茨城だし、娘の学校は、私の父、私の母校でもあるし、
娘の友達はみんな小さいころから知っている子でわが子同然だし、
できることならみんな一緒に安全な環境で過ごさせてあげたいとおもっています。
 
 
まわりが騒がないのに、自分だけ声をあげると、モンスターペアレンツとかいわれちゃっているかも
しれないしという不安。
国が安全というだけで、信じちゃっている人(先生など)にわかってもらうのはとても大変。
じゃぁ、何ができるの?と自問自答する毎日。
5年後、10年後、さらにその先、何も健康被害がでてこないことを祈る日々。
 
 
とにかく、第一歩。
計測を正しく、定期的に、その結果を公表し、学校での活動にいかしていただけると
保護者としては安心します。
子供は宝です。
あと60年から80年も生きる可能性のある子たち。
こんなことでその寿命を縮めるようなことはあってはならないとおもう毎日です。
 
 
追記
「子供の許容被ばく線量高すぎる」と疑問
 
上記サイトより引用
 
ノーベル賞も受賞した国際的な医師の団体がワシントンで会見し、
文部科学省が子供の1年間の許容被ばく線量の目安を「20ミリシーベルト」に
設定したことに疑問を呈しました。

 アイラ・ヘルファンド医学博士:「衝撃的だったのは、日本政府が福島の子供たちの
許容被ばく線量の基準を高く設定したことだ」
 ヘルファンド博士は、「子供の場合、がんになるリスクが成人よりも2倍から3倍高くなる」
と指摘して、許容される被ばく線量の基準を引き下げるよう求めました。
アメリカでは、原子力関連施設で働く人の1年間の許容量の平均的な上限が年間20ミリシーベル
トとされています。
 
ここまで
 
ちなみに、過去、原発で働いていた方で白血病やがんになり労災認定がされた人の被ばく量は
外部被ばくだけだとおもうのですが、129・8~5・2ミリです。
5.2ミリの方は白血病だったとおもいます。
関東なら、5.2ミリは場所や食べ物により被ばくする可能性があるとおもいます。(内部被ばくと外部の合計で)
それがこの先ずっと続き、人生での積算量となります。
被ばくの何が怖いって、累積していき、比例してがんになる可能性が高くなるということです
しきい値説でない場合)
このような状況で生活しているということをもっと多くの人が認識しないとならない。