家事労働ハラスメント

って、本があるらしい。

BLOGOSより


本は読んだわけでないので知った内容は他の人のブログにあることだけ
ですが。
まったく、そのとおりでござる。

興味のある方は、特にこれから結婚する独身の方とか、今共働きをしている
奥様とかは検索してみるといいとおもいます。
できれば旦那さんに読んでもらいたいけど、きっと男性で家事育児をしていない
人は興味をもたないだろうなぁ。

ちなみに本には、
家事労働を認めて、負担を分配しないことは
家庭内だけでなく、介護業界、飲食業界、保育関係などそのほかの業種の低賃金
に関係しているということも書いてあるみたいです。
つまり、女性がこれまで「家制度」で無償でしてきたような仕事には高い
報酬はあげれないという考えが(男性中心の)社会にはあるのでは?ということみたいです。

なるほどねぇ。
制度を作っているのは大半はおじさん達ですものね。
「うちの母は介護を家事の一環でしていたんだから大した労働じゃない」ということね 




男性が楽をできるような社会ができあがっている。
それは女性に甘えている社会である。

と感じる私です。


それを知らず知らず支えているのは、
そう日本の女性
日本の女性の大部分が人間として優秀であるという事実だとおもうんです。

こんな優秀な人材いないよねと女友達とか同期とか先輩とかみてて、
心からおもいますもん。
それもかなりの確率でいい人材である可能性が高い

入社1年目、女子同期同士の会話でよく聞かれたのが
「お嫁さんが欲しい」
でしたから


我慢づよいし
頭がよい(基本的な教育を受けている)し
優しいし
気が利く
手先が器用
がめつくない
綺麗好き
そして、子供を産んで育ててくれる


もう至れり尽くせりな人材の宝庫だとおもうんですよ、日本の女性は。

そんな女性を結婚して「もらった」気になっているなら、
なんて男性はお得なんでしょう。
逃げられないようにしないととおもうから、家庭に閉じ込めようとするのかしら?
奴隷かよと思わなくもないね、そう考えると



昭和の時代は「家制度」がなくなっていても名残があったり、
まだまだ経済が右肩上がりで一生養っていけるという男性が多かったから
女性も不満を声を大にしていわなかったでしょう。


均等法が法律化された後は、女性も夢を持って頑張って働こう!とおもってたと
思うんです。そこには家事も分担ね!という意識があったと思うんです。
だって、一緒に働いて二人の財産を築くんだから、当然よねと。
でも、男性側はそうではなかった

これは昨日も書いたように、いまだに結婚=独立した家庭を築くとおもってい
ない男性が多いからかなぁと(従来の家制度※が残っていると思っている)。
※長男が財産を継ぐとかね、入籍に戸主の同意が必要とかいう明治の制度ね。


男性のおもう結婚=嫁をもらう。
 
つまり、うちの家族(ここには夫両親兄弟を含む)の一員にいれてあげるよ

だから、君(嫁)は母親とともに家の雑用をしてね。
その中にはもちろん介護もあるからね、よろしくという感じかな。
(男性にとっては家事・育児・介護は自分の仕事じゃないから、雑用にしか見えない)

私たちの先輩が均等法導入世代で、私たち世代になると育児休職制度とかがそれなりにでてきて育児で辞めない人がおおくなってきた。

そして、どうも私たちが思っている男女平等とは違うぞとわかってきたのが
今なのではないかな?とおもいます。


本当、今、外で働いてくれる奥さんをもった男性は、
すっごい、お買い得な結婚をしたと思っていいですよ。


さて、今からの時代、こんな不利な条件の結婚制度にYesといってくれる
働く女性がどのくらいいるかしら?


日本の女性は賢いから、
最近の調査では、専業主婦を望む人がおおいという結果がありますものね。
先輩たちを見ていれば当然のことだとおもいますよ。
自分から苦労を背負い込まなくてもいいでしょうから、至極当然。


ただね、せっかく、ご両親が教育して、学歴をプレゼントしてくれて
それを社会で活かさないのはねとおもうんです。


結婚せずに働けばいいという考えももちろんありますがね。


それはそれでどうかなぁと。
育児は大変だけど、子供はかわいいですからね。


政府がどんな政策をうちだそうと、結局は家庭内の負担のことだから、
価値観のあう相手さえみつければいいのです。
もしくは、今はこうなっているんだと教え込むとかね。
ただ、結婚するときって恋愛の延長とかだから、
なぁなぁですませちゃう。。。。なんてこともありますからね。
結婚する相手と婚姻届を出す前に、きちんと分担など話し合いをしておきましょう。嫌がるようなら考え直したほうがいいでしょうしね。


また、婚姻届の氏の選択は慎重に
何も考えずに夫側の氏なんて選んだら最後、嫁にもらったとかいわれちゃい
ますからね(今の日本ではきっとそういう家のほうが大多数)。
その辺の考え方もきちんとお二人で意思を統一して、結婚後の生活を
話し合ったほうがいいでしょ(同居有無、介護、帰省の件とかもね)。

あ、ちなみに、氏を自分のものとしたい場合は、付き合うときに断っておいた
ほうが後々騒動を小さくできるとおもいます。


日本の女性は優しいし、空気を読んじゃうからねぇ・・・
自己犠牲が美徳だったりするわけで・・・・


なかなか難しいね、この問題は。


ちなみに、発言小町にタイムリーなトピが

やっぱり男性は奥さんの気持ちが理解できないんですね。
年収が同じで家事やらず、嫁にもらったって・・・・
ずうずうしい。。。
再婚は無理だわね、養育費はとられるだろうし。


もうひとつ、タイムリーなトピが

むなしいね。。
きっと将来夫を見る目はかわるだろうし、義理両親の介護なんて
する気にはならないだろうね。


もうひとつ、男性から。

へぇ、男性に家事を手伝ってというと「ブラック妻」といわれるんだ。
本当に自分の役割じゃないとおもっているんだ
じゃぁ、奥さんを働かせるなんてこと考えて欲しくないね。
稼がない夫は「ブラック夫か」


しかし、これだけ家事分担のトピが男女からあがるということは、
今の30代ぐらいになると、ちゃんと平等を妻のほうから夫に
要求するようになったということか。
いい傾向だ


たぶん、シングルファザーが一番、奥様のありがたさを知っているのかもね。