嘘つき男と泣き虫女


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嘘つき男と泣き虫女を読みました。

ベストセラーだった
「話を聞かない男、地図が読めない女」
の続編です。



正直、この本などで男女の違いを知れば知るほど、
どうして女性は結婚をするんだろう?と思ってしまいます(笑)
女性が思うほど、男性は一人の女性を愛さないのでは?(笑)

もちろん、男女という見た目の違いではなく、脳が男性脳なのか女性脳
なのかでしょうから、ちょうどいいカップルもいるとはおもいます。

少し内容を紹介すると、

(はじめにで書いてある文です)

女は一人の男を知れば、すべての男を理解できる。
男はすべての女を知っても、一人の女も理解できない。


・女の小言
 男にとっては口うるさいだけ。
 しかし、女が口うるさくなったら家事などを「認めて」というサインである。
 男は耳を傾け、女は言い方を見直そう。
 ※小言がなくなったら、妻から見放されたとおもってもよいでしょう(笑)
  どこかに書いてあったけど、女は愛情のある人にしか話しかけないからね。
  女同士にとって無視は一番堪えるコミュニケーション。だから、愛情があるうちは
  口うるさく言うのよ。

・女の評価システム
 女は結婚生活を判断するとき、特別な点数評価システムを用いている。
 そのことを男は知らない。
 男は数多く関わるよりも回数は少ないが重要な貢献をしたがる。
 女の脳は細部にこだわるようにできている。その内容や大きさに関係なく
 1回1点である。愛情表現は2点になる。
 つまり、バラの花1本は1点。100本でも1点
 ただし、毎日買ってくれば1点づつ積み重なる。
 点数は日常生活で自分と男がするささやかな行為が対象となっている。
 この点数評価システムで男女の差が開くと、女は男が何もしていないとなじる。

 男の場合、重大な行動や高価な贈り物に点数が加算されるので総合得点は
 高くなる。週5日働けば30点とか。しかし、女から見れば1日1点の5点
 である。
 大きさを気にするのは男である。

 男の点数が低くても女はそれを口にださない。ひそかに怒りを覚え、距離
 をおくようになって、愛情が消えていくだけである。 


・彼の母親
 リチャードとダイアナの例

 ダイアナの言い分
 -義母は連絡もなく家にくるからプライバシーが保てず予定がたたない
 -義母が毎晩電話をしてくるので家族で静かにくつろげない
 -義母がなにかにつけリチャードを呼び出すので家族水入らずの時間が減る
 -義母は根掘り葉掘り聞き、何でも一緒にやりたがる
 -義母は私の能力を認めず、批判ばかりする。リチャードを子供扱いする

 リチャードの言い分
 -母はさびしくて慰めてあげられるのは僕達だけなのにダイアナは気を使わない
 -母の家には男手がない
 -母はダイアナの子育てを手伝おうとしている
 -母の要求にこたえないと罪悪感がある
 -みんなと仲良くやっていきたいのにギスギスするのが理解できない

 これを読むとわかるようにリチャードは母親が悪いとは思っていない。
 リチャードはまだ母親とへその緒でつながっている。大人になりきれておらず、
 本当の意味で母親から巣立っていないのだ。母親は息子を支配下におき、息子
 を通じてダイアナと孫もコントロールしようとしている。

 ※ふぅ、なんでこんなことがわからないんでしょうかね。ギスギスさせているのは
  自分の行動に問題があるというのに。親孝行をはきちがえているんでしょうね。
  うちのパパはどうなんでしょうかね?これを読んでどう思うのでしょうか?>パパ

 これに対する対応策は、この本では、「垣根をつくる」ということだそうです。
 夫婦だって、暗黙のルールがあるように、義母との間にもルールをつくりま
 しょうということです。若夫婦は親の垣根の中で育っているから、つい、
 この垣根作りを見逃してしまうそうです。
 ※私達夫婦もそうでした。というより、今も作っていないか、それが問題か

 ちなみに、この垣根作りをして、義母に伝えると夫婦に対し罪悪感をもたせる
 ような「泣き落とし」攻撃がはじまるそうです。そこで屈しないで、きちんと
 大人の対応をしましょうということです。

 Mother-in-law (義理の母)を並べ替えるとWoman Hitler (女ヒトラー)になる。
 
 ※この文章をみたとき、背筋がぞっとしました



ページ数が多い本なので、この他にもたくさんおもしろい内容があります。
是非、読んでみてください。

本当は男性に読んで欲しいけど、男は人間関係には興味がないからきっと
本を渡しても読まないだろうな。
(付箋を貼って、この部分を読んで感想を教えてというといいらしいけど)