「やっと孫に会えると思っていたのに」日中クーラーをつけない姑、嫁が孫と帰省せずに不満 「こんな嫁をどう思われますか?」
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190816-74780864-careercn
ふぅ。
ここにもカッとなる夫がいたか。
なんで、自分の実家のおかしさに気づかないんだろう?
客観的に物事をみることができないのか?
カッとなるんじゃなくて、この夫の場合、妻の言い分をよく聞いて解決策をねることが重要だったよね。カッとなって自分だけ帰ったんだから、次はないよね。
私が帰省関係で嫌だったことを列挙してみる。
1)GWやお盆、お正月のたびに事前に電話で義母が「いつ帰ってくるの?」と当たり前の
ように聞いてくること。それも、コントロール下にある息子に聞くこと。
→結婚したら子供ではなく、親戚関係になるわけで、よその家庭の予定に首をつっこま
いでほしい。
→息子がいうことを聞くことをわかっていて命令をするのはやめてほしい。
2)1)の電話により、帰るのが当然という価値観を夫が持つ。(母は絶対)
→自分の母親の考えに疑問がないのかと怒りがでてくる。
→普段、家事をまかせっきりにしているのに、妻を休ませようとは思わないのかと。
→長期休暇なら家族旅行が優先でしょ。
→一言、行かないと答えられないのか?マザコンか?と夫不信になる。
3)妥協案でホテル泊を希望すると不機嫌になる
→とまるって大変なんだよ、迎えるほうも泊まるほうも。家事をやらないからわからない
んだろう。
4)妥協案でだめなら一人で帰ればといえば不機嫌になる。
→なんなんだ?そもそもなんで帰らないといけないんだ?おかしいだろ!
→帰省のための準備、お土産など全部まかせっきりなのはおかしいだろ!
→あなたの家で私が家事をするのはおかしいだろ!
と永遠に不合理な状況に怒りがでてくる。とりかえしがつかない状況になる。
思うんだよね、夫って親孝行のために帰省するわけで、つまり、一家をまとめている俺を見せたいんじゃないかと。だから、妻と子供が一緒じゃないと格好がつかない。
一方、妻のほうは自分の実家に帰る=普段の家事育児から少しでも開放され癒されたいという思いで帰省する。(つまり、夫が家事育児をやらない)だから、夫は妻の実家にこなくても文句は言わない。
この違いが大きいとおもうんだよね。
妻と子供は夫の親孝行のためにいるわけじゃない!
という世の中の流れにつながるんだよね。
昔は女性が稼ぐ場がなかったから、夫や夫両親の横暴が許されていたけど、今は、共働きで夫だけの稼ぎじゃ贅沢な暮らしはできなくなった。
そして、女性がね、学歴をつけてきて、法律の解釈もできるようになった。
夫婦別姓の容認の声が大きくなっているのもこの流れだろう。
法律でいえば、結婚により新たな戸籍ができるわけで、夫の両親と同じ籍ではない。
入籍なんて言葉は間違いであり、二人で新しい戸籍を作ったということ。
このあたりの正しい解釈が女性の中に浸透してきて、夫側に気を使う合理的な理由がないことがわかってきたわけ。
記事のエアコンをつけない義理実家。
行きたくないよね。
うちの夫の実家もそうだった。
パパに言ったよね、エアコンつけないなら行かないと。
全部の部屋、つけるようになった。
パパも義母もきっと我慢していたんだろうな。
息子の妻という他人だからできることもある。
だって、私たちはお客様だもの。
親戚がきたらエアコンぐらいかけて、お茶菓子だすでしょ。
子供夫婦は親戚だからね。
当たり前。
帰省をね、妻に気持ちよく行ってもらうにはね、
・普段から家事をやる
・長期休暇は家族旅行や休養などを優先するように伝える(どこか行きたいとか聞く)
・親からの帰って来いに対して、毅然と「こっちの予定を考えてから」と答える
・実家で妻に家事をさせないで自分で家事を手伝う
・実家滞在は2~3時間にしてホテルに泊まる
・交通費など帰省にお金がかかる場合、妻実家にも同じだけの費用をかける
まぁ、このぐらい気を使うことだよね。
妻は夫が妻実家にきたとき、気を使っているんだから。
同じようにやらないとね。
決して、息子という立場に戻ってはいけない。
これだけは忘れてはならない。
実家で妻と子供をおいて遊びに行くなら、一人で帰省しろといいたい。
そういうわけで、今年のお盆はSNSで「父子帰省」が話題になったとか。
うちは7年ぐらい前にやったかな。
やっと時代が追いついてきた。
あと7年もすれば帰省で悩む女性がいなくなるといいな。
(というか、結婚しない女性が増えることでしょう)