もう一つ記事

食品の放射性物質 厳戒の福島より近隣県にリスク〈週刊朝日
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130926-00000009-sasahi-soci


3日連続、放射性物質の話題となりますが。。。

ぜひ、読んでください。


引用

 筆者と取材班がさっそく1台300万円以上する測定器をレンタルし、都内のスーパーで買い込んだ食材を測定したところ、次々とセシウムが検出された。

 まず、セシウムが出たのは、秋の味覚レンコン。この秋収穫されたばかりの茨城産が22.68ベクレル(セシウム134と137を合算、単位はベクレル/kg、以下同じ)と表示された。食品の放射性物質検査を行う都内の生活クラブ連合会が指摘する。

「水生植物のレンコンはセシウムが蓄積されやすい。川魚から出やすいのと同じ理屈です。こちらで測定した茨城産と栃木産からも検出されています」

 調べると、長野県や札幌市などが測定した茨城産のレンコンからも同様にセシウムが出ていた。だが、奇妙なことに地元、茨城県の検査では昨年から一度も検出されていない。茨城県農林水産部に検査方法を聞いた。

「市町村から要望があがった時点で検査を行い、その地区の1本をサンプルとして測定します」

 今年の検査は6月に実施したハウスものだけという。

 次に出たのが牛乳だ。購入した栃木産牛乳を測定にかけると、4.43ベクレルを検出した。基準値の50ベクレルより十分に低く、少量だが、毎日コップ2杯を飲むと試算すると、年間で最低10マイクロシーベルト内部被曝をする量だ。安倍首相のスピーチとまたも矛盾する。栃木県畜産振興課が放射性物質検査をこう説明した。

「県内にサンプルの生乳を取る場所が6カ所あり、2カ所ずつ持ち回りで毎週検査をします。昨年、今年ともセシウムが出たことは一度もありません」

 こちらの検査でセシウムが出たことを伝えると、絶句した後、こう答えた。

「4.43ベクレルでも絶対に安全とはいえません。さっそく製造業者を指導します」


 セシウムが含まれた牧草を牛が食べて生態移行することが多いため、県では牧草管理の指導も行っている。だが、サンプルを採取する段階ですでに多くの酪農家の生乳が混ざっていることから、原因となった牧場を特定するのは困難だと言う。

 茨城、栃木と並んで、放射線量が高いのは群馬だ。中堅スーパーで群馬産のホウレン草、キャベツ、生シイタケを購入したところ、すべてからセシウムを検出した。中でもホウレン草は26.12ベクレルを記録し、セシウムが移行しやすいと言われるシイタケの値を超えた。

 群馬産は、今回都内で購入した6品目中4品目から検出。加えて、県北の川場村で買ったアユの甘露煮、生栗からも出た。県内北部にある物産販売店の店長はこう説明する。

放射性物質の検査は生産者に任せていて、50ベクレルを超えたら販売しません。ですが、それ以下は基準値以下なので問題ないと思っています」

 しかし、小さい子どもを持つ親など、少ない数値でも気にする人が増えているようだと水を向けると、途端に顔を曇らせた。

「正直、どう対応してよいのか。どのくらい含まれているかを商品ごとに表示するやり方もありますが、お金がかかりますので……」

 さらに心配なのは、福島第一原発が太平洋へ垂れ流している汚染水による魚の汚染だ。三陸沖の魚を使ったサバ味噌煮缶詰、サンマの冷凍一夜干しから、それぞれ15.52ベクレル、4.73ベクレルが検出された。サバ缶の製造業者はこう言う。

「昨年秋に八戸港で水揚げされた秋サバです。石巻工場内で第三者機関の測定を受け、10ベクレル以下ということを確認しています」

ここまで

たぶん、茨城県は猪、米、小麦、お茶、れんこん、栗など放射性物質が検出されるであろう食品は
意図的に(回数を)測っていないのでは?と個人的におもいます。
数少ない計測。
それに加え、25Bq/kgを下限値としたNaIでの計測だったり。。。
そりゃ、不検出になる可能性が高いよね

放射性物質が含まれている=風評ではない!
ということを強くいいたい。

そして、そういう食材を給食に用いているということ、故意的に子供を被曝させていると思っています。
それが、昨日の記事に書いた、子供の7割からセシウム検出につながっていると思っています。
なぜなら、尿検査をうけるようなおうちは、家での食事は最大限気をつけているお母さんが多いから。
それでもでてしまうということは。。。。被曝原因を想像するのは容易になります。


牛乳は不思議ですね、各県が調べています。
クーラーステーションというところで原乳を。
そこでは、厳しい検査でほぼ不検出なんです。

でも、製品の牛乳になって流通すると1ベクレル~数ベクレル検出されることが多々あります。
ちなみに、大体が他県での検査でね、検出されるのさ
どの県も自分の県の値は低く見せたいのでしょうか?
牛乳メーカーがいろいろな県の原乳をまぜているのでしょうが、不思議です。


今年になって栃木県の農作物から放射性物質が検出されることが多くなっています。(厚労省公表の結果から)
それは、栃木の汚染がひどいのではなく、栃木県が検査件数を大幅に増やしたからだとおもいます。
もしかしたら、どこかの団体が県に連絡をしたのかもしれないけど、
真剣に県民を守ろうという姿勢がでてきたのではないかな?とおもいます。

悲しいけど、
上の記事中にある、茨城県、栃木県の県担当者の回答がそのまま県の姿勢をあらわしている
のではないでしょうか。


茨城県は。。。。
海産物の検査に忙しいのかもしれないけど、農作物の検査はかなり件数が少ないです。
ほぼザル状態で出荷されているといってもいいかも。

農業県であるなら、農家の人が多い=自給自足に近い生活の人が多いでしょう。
昨日の記事にありましたが、一関の子はおじいちゃんのつくっている汚染されたしいたけを
食べて、尿から高い値のセシウムがでたように、知らないのは怖いことです。
注意喚起をしっかりすることが県民を守ることになります。
それにはまず、検査をしっかりやらないと。
値がでることを恐れるのではなく、向き合わないと。
そして、一つ一つの作物が低い値でも、内部被曝は合算だということを理解してもらわないと。


人口が流出するだけでなく、将来病気が増えれば、県にとっては大きな損失になるはず。
目先のことより、将来を考えてほしいとおもいます。
それも、すでに2年ほったらかしなので、福島の子の甲状腺癌が増えている状況からすると、
近県でも症状がでるのもそろそろなのかもしれない。