婚前契約

大渕愛子氏 婚前契約あった…“自分の稼ぎは自分のもの”など4項目

というニュースを見ました。

どんどん有名人が婚前契約をしてくれると、一般の人もその存在を知ることに
なっていいとおもいます。

もちろん、婚前契約だけが先走ってしまうと結婚する人は少なくなると思うの
で、結婚すること、そして結婚している夫婦が育児をすることの法的な
メリットを充実させることが大事だとおもっています。

今って、結婚したってなんのメリットもないですよね。
昔みたいに専業主婦になって子供をつくって、税の控除がうけられるとかも
ほとんど関係ないし(共働き家庭が増えたこと、年少者控除がなくなったこと)。
それに、非嫡出子の嫡出子同様の遺産相続が認められちゃいましたからね。
妻はやってられないよ!という空気よね。

なんのために結婚制度があるんだろうか?

結婚し、夫婦で子供を育てるということは、社会にとってすっごい役にたって
いるはずなんです。
社会の安定化もそうだし、なんていったって、シングルになられたら、手当てとか
ださないといけないでしょ。
そういう意味で、結婚を維持している夫婦に対し、もっともっとメリットを用意しな
いと。

昔なら、結婚していない男は一人前じゃないみたいに出世にひびいたりしたけ
ど、今はないからねぇ。
子供を育てることがデメリットでしかないようにも思えたりしちゃうわけです。

結婚し育児をしている家庭からは税金を最大限ここまでしかとらないとか、
教育費を無料にするとか、
メリットを与え、結婚を増やす(維持する)方向で施策をねったりしたほうが
いいのではないでしょうか。
きっとそれが少子化の改善の一つになるとおもうけどなぁ。

あ、少子化だけじゃないね、子供の貧困問題にも結婚制度の維持は大事よね。
婚前契約で慰謝料とか養育費とか前もって契約できるのかな?できそうな気がする。
仲がよいときに、意識あわせをしておいたほうがいい。


さて、この婚前契約。

私はしていないから、詳しくは知りませんが、同棲とかするときには必要よね。

大渕弁護士も一つ目に
「1.婚姻の意思をもって共同生活を送ります。」
としているようですしね。
同棲中に浮気でもしたら、婚約破棄みたいな感じで訴えることができるんだろう
なぁと推測。

「2.夫婦としての権利を享受し、義務を負担します。 
 3.双方の収入は共有財産とみなさず、各々に帰属するものとします。 
 4.共同で使用する物やサービスの代金はそれぞれ半額を負担するものとします。」(黄色の部分は引用)

3.は離婚のときにきいてくるよね。
お互い収入がある場合はとくにね。
ただ、結婚(出産)するときに家庭に入ってくれ!とか、
俺は家事はしないとか言う場合は
これはなしよね。
そういう場合は無償労働に相手の時間を家庭に差し出させているんだから、
共有財産としてもらわないとやってられないよね。

2と4はいまいちよくわからないな。相反している気もしないではない。
夫婦としての義務ということは扶養義務があるとおもうんだよね。
でも、費用は半分負担となっている。生活費は折半ということなのかしら?
なので、是非、書いてほしかったのが、家事に対する報酬。
今は夫の金山さんがやっているということだけど、この辺も契約にかいてあるの
かしら?
家事労働を片方がうけおうなら、生活費の負担割合は半々ではないとおもうけどな。
この辺を今後、明らかにしてくれると参考になって嬉しいな。


40代と30代、そして20代、10代では受けてきた教育も違うから
男女の関係も違っているのだろう。

やっぱり、国会議員とか政治家って年齢別に枠を設けたほうがいいよね。
年寄りばっかりが決め事をきめたって、世の中の対象となる世代はまったく別の
考え方で生きているんだからさ。


これからますます婚前契約は注目されていくとおもう私です。
それと同時に事実婚も認知されてほしいなぁ。