たかが一人分というなかれ

娘がアパートに帰って、いつも実感するのが、一人分の家事って結構なものよねということ。

家事をしたことがない夫は、一人増えたってやることかわらないでしょとかいいそうだけど、全く違う。

特に若い人が増えるとね。

 

1.洗濯の量が増える

2.家が汚れる

  抜け毛の量が違う。

  お風呂の汚れ方がちがう。

  トイレも回数が増えるから汚れる。

3.料理の品が増える(買い出しの回数、量も増える)

 

大きな家事に直結。

もちろん、食費や光熱費も増えるだろう。

また、家事が増えるということは、私の時間が減るということだ。

 

こういう実感をね、自分ですると、安易に人の家にお邪魔しようと思わなくなる。

家事をしない夫が実家に帰りたがるのは、家事をしないからなんだろうなと思う。

迎えるほうの準備、片付けを考えたら、簡単に「行くよ」とは言えないと思う。

ホテルに泊まったほうがお互いによいとおもう。

 

今年はコロナの影響で帰省ブルーとか騒がれなかったからよかったね。

いいGW、お盆が過ごせているのではないかと思う。

たぶん、年末年始もだろうから、帰省で悩む主婦の方にはよい1年になるんじゃないかな。

もちろん、迎えるほうの義母や義理の姉妹にとってもよいんじゃないかな。

 

帰りたいのは、息子だけという現実が結構あると思うよ。

ぜひ、家事をやって、どれだけ人が増えると家事が大変になるか実感してほしいとおもう。

車に人を乗せるのとはわけが違うんだから。

 

そういえば、うちの夫、帰省という言葉をもう何年も発していない。

私が行くことは無理だとわかっているのもあるだろうけど、あの娘が小学校のときの父娘帰省で嫌になったからだろうな。

自分が経験すると、どれだけの手間を妻に押し付けていたのかがわかるんだよね。

うちの夫は自分が大変なのは嫌なタイプだから、自分が大変になるぐらいなら帰省はしないと判断したんだろう。

でも、もう娘は一人暮らしだから、一人で帰省してもいいんだけどね。

それもしそうにないな。なぜだ?