小売店をつぶしてきたツケがきているよね。
人口増加に合わせた街づくりには、大型店舗は合っていたんだろうけど、
人口が減少するこれからの時代には、スーパーや大型店舗は合わない。
先日、街を歩いていたら、おばあちゃんが手押し車のところで座ってジュースを飲んでいた。
私が通ると、話しかけるわけではないのだが、一人で
「○○(スーパー名)までは行けないなぁ。。。ここでゆっくり休まないと」
と。
普通の人なら、歩いて5分もかからない。
母も抗がん剤の副作用で思うように歩けなくなり、買い物ができなくなった。
郊外の車社会に住んでいる人だけの問題ではない。
高齢化の問題でもある。
高齢になれば、足腰が弱ったり、病気になったり、痴呆症になったり。
これからの日本の多くの人口はそうなるのだろう。
昔のように地元に商店があれば、大型店舗のように全てが揃う便利さはなくとも、
八百屋さんだけであれ、パン屋さんだけであれ、とりあえず急場はしのげる。
また、大型店舗の経営者は地元のことなど考えていない。
小売店は地元密着だから、多少景気が悪くなっても続けてくれる。
人口構成を考えないで法規制を決めた(緩めた)責任は重いと思う。
今からでも高齢者向けの街づくりを考えないと。
単身者増加かつ高齢化かつ大型店舗 では、いい点は何もない。
あと、そこここでスーパーが次々にできているんだけど、「含み資産商法」っていうやつなの?
普通の主婦である私から見ても、そんなに乱立させて経営がうまくいくの?とおもってしまう。
コンビニはオーナーに責任をなすりつけているから本部は痛くもかゆくもないだろうけど、スーパーは違うよね。
あまりに乱立しているスーパーはきっと何年か後につぶれるんだろうなぁと思ってみている。(だってお客さんだってそんなに入っていないし)
経営者じゃないからわからないけど、銀行との関係で新規出店をしていかないとならないのかなぁと想像している。借金して店舗を増やしているんだよね?
高齢になったら住むところは商店街があるところがいいよ。
一気にお店がなくなることはないから。
何かしら商店や食べるところが歩ける範囲にあることがいいとおもう。
若いうち、健康なうちは気づかないけど、100mだって歩けなくなるときがくるんだよね。