死ぬ順番はわからない

「患者よ、がんと闘うな」がベストセラー・医師の近藤誠さん死去…73歳 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

癌患者およびその家族ならきっと近藤先生の名前は知っているとおもう。

癌ってまだまだ未解明で、同じ癌でも治る人、あっという間になくなる人といる。

今は遺伝子治療に入りつつあるが、この先生の時代は画像ぐらいで手探り状態で医者が試行錯誤していただろう。

 

そんな先生が心不全で急逝した。

73歳か。

お悔み申し上げます

 

73歳だともしかするとご両親が健在かもしれないですね。

 

お昼に夫と話をしました。

私は母が癌家系、父が脳溢血家系だから、きっと長生きはしない。

夫は祖母が100歳近くまでの長寿で、義父はその遺伝子を受け継いでいそうで年齢のわりに老けていないし持病もないからきっと長生きしそう。

義母は年相応に老けてきているのできっと義父より先になくなりそう。

私の両親はきっとここ数年でどちらも亡くなるから、私が面倒をみて終われそう。

 

夫はどうだろう、見た目は若いけど、血液検査の結果がよくないし、私たちの会社のOBは長生きしていないそうなので(笑)、ぽっくり逝くかもしれない。

 

もう50を過ぎたら、親と子、どっちが先になくなるかなんてわからないよねということを話しした。

 

お盆らしい話でしょ(^^♪

 

で、夫の両親は義弟夫婦(まだ離婚していないと思うんだ)と同居しているんだけど、夫婦仲も良くないし、嫁姑でも亀裂があるわけ。

義弟も太ったり痩せたりを繰り返しているのを見ると、あまり長く生きそうな生命力は感じない。

そうなると、義弟が先に亡くなるとその相続は妻と子になるわけで、そのような中で義両親と同居が成り立つとは思えないと夫に伝えた。

きっと義両親は追い出されるよと。

そうなったとき、遺産相続ですべて一人に渡したりするとまずいことになるから、リスク分散のためにちゃんと夫の分は確保しておいたほうがいいよと。

例えば、義父なり義母が一人で相続するとなると、もし認知症になったとき財産の管理を後見人にしないとならなくなったり詐欺に合ったりするかもしれない。同居しているからって義弟に多く渡したりしたら、義弟が亡くなったときはその財産は妻と子に行くから残された義親は困ることになるよと。

夫が財産をもらっておけばいざというとき、親のためにそのお金(もとは親のお金だからね)を惜しみなく使うことができるよと。

 

介護にも医療にもお金がかかることは、私の両親をみててわかっているので、夫も納得したみたい。

夫じゃ、介護は無理だから施設だろうから、月20万はみないとならないからね。その分は確保しておいてほしいとおもう。

確保しておけば、夫に何かあった時でも、孫である娘が代理で処理してくれるだろう。この辺は娘は他人のお金と自分のお金をしっかりわけるタイプだから大丈夫だと思う。ねこばばとかしないと言い切れるし、医療従事者になるわけだから見捨てたりしないと思う。

※反対に言えば娘がお金をだしてまで祖父母の面倒をみることはないともいえる。面倒を見てもらったわけでもないし、好きじゃないみたいだからね。一応、義理としての手続きぐらいならやってくれるだろうということ。

 

法律の遺産相続ってうまくできているよね。

一人にあげないというのは、やはりリスク分散だよね。