8/22 放射線関連

 放射性物質の除染「子のいる家庭優先を」 (朝日新聞より)
 
当然のことなのですが、この記事中にある
 
田嶋氏は「子どもは10時間以上自宅で過ごす。木造だと線量が落ちない」と述べ、子どもの被曝(ひばく)を防ぐために作業の順序を見直すべきだと指摘した。 (上記URLより抜粋)
 
 
木造だと線量がおちない
 
そのとおり。
こんなこと素人でもわかる。
 
文科省の基準3.8マイクロSV/h って
屋内にいるときは、屋外を1とすると0.4になるからという試算じゃなかったでしたっけ?
 
つまり、文科省の基準値なんて、実際のデータの裏づけなんてないのよ、奥さん。
ま、被曝に興味のある奥様ならそんなこと知っているわよというでしょうが。
 
 
 福島県も高さ1メートルのデータ報告(毎日新聞より)
 
やっと1メートル計測になりましたね。
とかいっている場合じゃなく。
 
ふとした疑問があるんです。
 
モニタリングカーで計測した結果と
地上1mで計測した結果(たぶん人が持って測っている)を
比較すると、大体0.09ぐらい違うんですよね。
 
これって、うちの車内で測ると地面からの放射線を遮蔽するのと同じ感じなのだろうか。
行政が測っているのはγ線のみ。
γ線ベータ線と違い、遮蔽が難しいはず。
飛距離もベータ線の1mぐらいと比べ物にならないぐらい飛ぶ。
今問題になっているのは、地面に降り注いだ放射性物質からの被曝。
量が多いから距離で減衰はあまりしないはず。
 
と考えるとRADEXで車内の値が低いのはベータ線の遮蔽なのかなとおもうけど、
モニタリングカー(2.1m)でこれほど差がでるのはかなり遮蔽されているのかなとおもう。
 
産総研のベランダ計測値が駐車場より低いのは、ベランダという特性(地面が狭いなど)からも
あると回答を前にもらった。
 
同じ条件で高さと、測定条件の違い(車か人の手か)でこれほど値が違うのはなぜだろう?
 
それに、このモニタリングカーもモニタリングの固定の器械も地面に向いていないよね。
空気線量を測るためだから、上についている。
 
さて、年間1ミリとよくいうけど、どういう条件、どんな機器で測定した結果を想定しているんだろう?
これが今の謎です。