結婚の意味

好きな人と一緒に暮らすことは自分を輝かせること 
永田和宏京大名誉教授が語る「結婚の意味」

読みやすい簡易な文章で書いてあるけど、深いねぇ

何が、深いって、賛同も否定もできないところがね。


結婚の意味とあるけど、たぶん、結婚でなくてもいいよね。
そういう意味では否定。

賛同できるとすれば、自分を輝かせてくれる存在が必要というところかな。
私にとってはぴんとくるのは、夫というより、子供だったよね。

ほんと育児と仕事の両立は大変すぎるほど大変だったけど、子供をちゃんと育てなきゃという意識がね、たぶん、今の私より、手のかかる時期の育児中の私のほうが輝いていたとおもうの。
なんであれ、一生懸命に何かをしている人って輝いているでしょ。
見た目はくたくたでも、なんていうんだろ、頑張っているなという人間の中身というかそういうものが感じられるよね。

男性からすれば、それが家族のために働いている間になるのかもしれない。
くたくたなスーツで髪も薄くなったりしても、やっぱり、この人頑張っている人なんだなというのは、察することができるよね。(気迫とでもいうのでしょうか)
独身より既婚者のほうがもてると言われるのは、そういう内面の部分が魅力的なんだろうなぁと。


結婚相手に対して、一緒にいるのが楽しい相手というのはわかるけど、
ずっと楽しいわけじゃないからね。
相手の嫌な面が見えてくるのは当然。
結婚はどちらかというと、自分にとっての修行だとおもう。(いつでも止めれる修行)
哲学的なことがわかってくるよね
自己研磨のためには結婚はよいとおもう。

結婚相手はね、楽しい相手というか苦痛な相手とは恋愛にも友達にもならないから最低限の条件で、どちらかというと自分にないものをもっている人を選んだように思う。
考え方も違うから衝突する。
気が合う人と結婚すれば楽だろうけど、考え方が違う人と結婚すると「そういう考えもあるんだ」と世の中の見方が広くなることもある。


結婚が必須でない時代になり、未婚化がすすむ中、自分と他人、子供の関係を考え、自分がどんな人間になりたいのかを考える時代が来ているのかもしれない。

ある意味、日本も、「性」の部分を越えようとしているのかもしれない。