竹内久美子著を読んでみた

イメージ 1
 

うん、読書の秋ですね。

 
 
で書いたように、竹内久美子さんの著書を4冊読んでみました。
 
・右手薬指の長さは男性的魅力の表れ、そしてかかりやすい病気もわかる
・子供の数が増えると女性は浮気しやすい
・日本人男性は男性ホルモンが低い人が多い(草食系が多い=理系が多い)
・見合い結婚は結婚としてはうまくいく(生まれる子供のことは書いてなかった)
・男女とも浮気が多いのは動物として普通
 
こんな感じかな。
 
う~ん。
読んでみての感想は、占い本みたいな感じでした。
ちゃんとした統計に基づいてとか、科学的根拠があるとか、そんな感じではなかった。
動物の研究をもとに人間ではこうなるという例をたくさんあげているけど、それは多種多様な動物種の中から人間の生態に都合がよい動物の例をあげているだけで、人間からみた勝手な解釈でしかないと思った。
一番は、人間には他の動物と異なる「脳」があるわけで、その部分を考えないで当てはめていくのは無理があるとおもった。
また、示されている例も統計的に区別できるぐらいの差があるのか?と疑問がのこった。
つまり、都合がよいように解釈をして書いただけというのが私のこの人の著書に対する結論かな。
 
女子会の話題には面白くていいとおもう。
 
一つ気になったのは、男性ホルモンと理系の関係、そして、自閉症(アスペ含む)の関係は他の著書があるなら読んでみたいとおもった。エンジニアの子供、孫は自閉症の割合が高いとあったのでね。これは確かにあるんじゃないかなと思うから。
 
今、話題の入試での男女差別。これに関しても触れられていて、もともと男子が強い分野の学問が入試の体系になっている(論理的に考えるような問題)から男子に有利なのだということ。これはそうだろうなとおもった。男性社会が作った受験システムだからね。
 
日本人が幼いのもホルモンの関係だとか。あと韓国人の気性が荒いのもホルモン(薬指)が違うからとか。
 
ちょっとした話題にはいいかも。
興味のある方は、気軽に読んでみるといいとおもいます。(読みやすい文章でした)