やっぱり物。

樹木希林さん行っていた生前整理 4千万円マンションを孫娘へ

週刊誌ネタですが、樹木希林さん、本当にしっかりした人という印象です。

癌の治療も自分で調べて治療方針をきめ、遠いところまで治療に通われていたとか。
なかなか、できることじゃない(お金のあるなしではなく精神力がすごい)。

活躍されていたし、派手な生活をしていたわけでもなさそうだし(女優って感じじゃない)、財産は残したことでしょう。

一人娘と夫のモックン、孫たち。
家族を大切にしていたし、大切にしてもらっていたんだなというのが亡くなったあとの報道で思ったことです。

記事が本当かはわからないけど、マンションを孫娘へとある。
携帯もお孫さんがとか。

家族からすれば、やっぱり物なんだよね。
(家族関係が良ければなのかな)


私の父も、弟が亡くなった時、腕時計を形見分けしてもらって、動かなくなったけど今も大事に持っている。(自営業だから腕時計なんて不要なのに)

私の母も、自分の母が亡くなったとき、子供の中で女一人だったので、着物類を貰っている。(指輪もかな)

お金でもらうより、物だよね。
妻を亡くした柄本明さんの様子をテレビで見たけど、家族を亡くしたときって悲しみとともに喪失感が強いとおもう。
そういう時に、みんなで亡き人の話題をしたり、その人の物を触ったり。
これが大事だと思う。


今朝、娘を起こしたら、相変わらず、愛用のミッフィーちゃん毛布を胸に抱えてお布団の中で抵抗した
ミッフィー毛布は必ず、布団の間に入れてから起きる(誰も取らないよ)。
そのぐらい大事にしている。
これはばあちゃんから買ってもらって、赤ちゃんのときから使っている毛布。
ほんと18年近く一緒に寝ているというわけ。
ばあちゃんがあとどのくらい生きていられるのかわからないけど、こういう物があると、一生、娘の中で、娘の近くでその存在を感じられるのではないだろうかとおもう。

私は、何を残してあげられるんだろう。
ちょっと考えたいなと思う。