バブルか

私立中学受験バブルは崩壊私大付属も中下位校も大幅減 (ダイヤモンド・オンライン)

ま、そうよねとおもうのですが。
リーマンショックのとき、3年生、4年生だった子が塾にはいったかどうかですものね。
 
あのときはすごかったですよね。
新幹線、ガラガラ。
首都高もガラガラ。
経費削減令がどれだけだったのか。
残業制限もすごかっただろうから、家計を握る奥様びっくりだったでしょうね。
 
リーマンショックのため、来年の受験生も少ないでしょう。
 
そして、2011年の震災、世界的な株価低迷、タイの洪水などなど。
普通の家庭だったら、このリスクの中、子供を私立にいれて年間80万×6年というのは避けようと
考える人が多いのでは(塾代もありますしね)。ゆとり教育も終わったし。
 
※塾の先生に話しを聞きに行ったとき、茨城の私立で志望者が増えているのは日大だけです
 といわれました(うちが日大を聞いたからかもしれないけど)。英語教育に特化しているから
 だとおもいます。その他の学校は、掲示板とかでみても最近はかなりレベルが下がっている
 みたいですね。私立は経営だから、生徒を集めないといけないですものね。
 
 
お金のことを書いてきましたが、私は親の考え方の変化(世代交代)だと思っています。
 
この記事にもあったのですが、私立中の受験バブルは2回あったそうです。
2007年と、バブル経済時の1990~92年だそう。
2007年はバブル世代の子供が受験年齢よね
 
バブル世代は就職に苦労することがなく、年功序列の最後の恩恵の世代ですよね。
きっと年金でも損をしない最後の世代かな(少し損なのかな?)。
 
いい大学に入ればいいところに就職できる
 
と、疑いつつも自分たちの経験でそれなりに考えているのではないでしょうか?
 
私たちバブルはじけてからの世代は、いい大学=就職 とは思っていないとおもいます。
(うちの会社の東大などいい大学の同期も第一希望は駄目だったといっていましたから)
私個人は、あくまで就職は運というか、その大学で成績上位者じゃないとだめかなと。
(大学つながりの枠があるので。成績順、もしくは教授枠。うちの大学の場合ですが)
 
 
そして、最近大阪の教育改革のニュースをにしますが。。。。
教育現場の改革も大事かもしれないけど、親の意識改革もそれ以上に大事かなとおもいます。
今、それなりの職についている人は、子供にも自分とおなじような職のレベルについてほしいと
考え教育費はかけるとおもいます。
でも、消えた10年とかいわれますが、時代の運がわるく就職できなかった人はたとえ教育費を
かけたとしてもわが子が就職できるのかとおもっているんじゃないかなと。
(就職できた私でさえそうおもいますから)
そして、今の生活、将来の不安を考えれば、子供に夢をたくせないのでは(余裕がない)?
 
戦後の親は、いい教育をうけさせれば貧しさから抜け出せるとおもい、生活をきりつめてでも
男の子には高校や大学に進学させたとおもいます。
 
この辺が、日本の行き詰まりを感じるというか。
 
子供に夢をたくせる世の中であってほしいなぁと。
 
 
 
大阪のことを書いたので、義務教育での留年については反対です。
でも、横並びで進級というのも問題があるとおもいます。
進級にあたりテストは必須だとおもいます。
基準に達していない場合は、補習を積極的にすればいいとおもいます。
そして、その子の能力を把握することも義務教育には必要だとおもいます。
飛び級ではないですが、学力の高い子にはそれにあった進路を、勉強が苦手な子には別の道を
職業を意識した教育があってもよいとおもいます。
高校、大学にみんなが行くということを見直さないと。
(あるレベル以下の高校、大学は認可しないというのも手かもしれないですね)
もっと専門的・具体的な職業訓練の学校を公立としてはじめてもいいんじゃないでしょうか。
 
日本の将来は政治家じゃなく子供たちが作るんだとおもいます。
子供一人一人が個性を活かし、食べていける、活躍できる、産まれてきて良かったとおもえるような
そんな世の中がいいなぁ。