知りすぎていることは

チャレンジできないことである

と思う今日この頃。

娘のオープンキャンパスのことを考えていて、
去年はどこでもいいよ~、遊びに行っておいでという感じだったのですが、
さすがに来年オープンキャンパスなんてことは言ってられないだろうから、
今年、それなりの希望のところに見学に行っておいて欲しいなと思っています。

今年は真剣に2つは行ってほしいなと。
同じところを目指すような友達と一緒に行って欲しいのですが、友達が少ない娘なので
きっといないだろうなぁ。
そういう場合、親子で行くのだろうか?
一人じゃ無理だし(一人だと見る観点が抜けてそう、行ってきたよで終わりそう)

で、どこの大学のどの学部にいくのかを考えないといけないわけで。


しかし、
私もパパもね、受験に大学、大学院、社会人と経験しちゃっているから、
いろいろな面が見えてきちゃうんだよね。

・理系は院まで行かないとなかなかよいところには就職できない。
 でも、院は辛い、それを経験させるのか?
・普通の理系学部で院まで行くなら、医学部など6年のところのほうがいい。
・医者は給料高いが、就業時間・責任を考えたらサラリーマン・公務員のほうがよい。
・歯医者はいいとおもうが、開業しないとならない。厚生年金とかない。
・できれば地元で就職してほしい(育児との両立のため)が茨城で大企業は難しい。
 たとえ日立でも本社系なら東京だしね・・・研究職も神奈川とか。
・サラリーマンは転勤がある。
・企業なら大企業が待遇がよい。(と辞めてから気づく(笑))

マイナスな面ばかり浮かんでくる。
結局、茨城でとなると給料面はこれから厳しいだろうけど、公務員しか思いつかない。


娘は上記のことなど思いもつかないだろう。
それが強みだよね。


いろいろなことを知りすぎると、チャレンジできなくなるね。

ドイツの従姉妹の話を思い出すけど、日本の終身雇用の良い面と悪い面、
途中で辞めたらキャリアが途切れて低年収になることが大多数という悪い面は
働き方を縛るよなぁとおもう。
でも、社会保障が悪い日本では、企業が従業員を守るという意味で終身雇用は機能
しているんだよね(病気とかになっても働き続けれる)。


なかなか難しいな。